| 支援C | 支援B | 支援A |
| ラス | ・・・リンか。▼ |
|---|---|
| リン |
ありがとう、ラス。▼ また、私、 あなたに助けられたわ。▼ |
| ラス | ・・・同じ草原の民だ。 礼などはいらん。▼ |
| リン |
あの、私・・・▼ ずっとラスに聞きたいことが あったんだけど・・・▼ |
| ラス | 何だ?▼ |
| リン |
クトラ族の男は みんな、そんなに無口なの?▼ 私の父さんも、ロルカの男たちも そんなに喋るほうじゃなかったけど、▼ でも、ラスほどじゃなかった。▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン |
それに、いつも 笑わないでしょ?▼ ・・・もしかして、私が 無理を言って巻き込んだから・・・▼ ・・・・・・怒ってる? だったら・・・▼ |
| ラス | ・・・怒ってはいない。▼ |
| リン | じゃ、喋らないのは?▼ |
| ラス | ・・・必要ないからだ。▼ |
| リン | ・・・・・・そう。▼ |
| リン | ・・・・・・▼ |
|---|---|
| ラス | ・・・リン、どうした?▼ |
| リン | え?私・・・?▼ |
| ラス |
戦場で、考え事は やめておけ・・・▼ ・・・・・・死ぬぞ▼ |
| リン | あ、うん。 ごめんなさい。▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン |
・・・おじいさまのことを 考えてたの。▼ キアランを出る時は、 意識が戻ってなかったから・・・▼ やっと元気が出てきてたのに・・・ どうして・・・ひどいめにばかり・・・・▼ ・・・・・・失いたくない。 もう・・・一人は嫌。▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン |
やだな、もう。 暗いことばっかり考えて・・・▼ ね、ラスのこと 話して。▼ 族長の【灰色の狼】に守られて、 敵なんていないって本当?▼ |
| ラス | ・・・わからん。▼ |
| リン | え?▼ |
| ラス |
俺は物心のつかぬうちに、 クトラを離れた。▼ 一人で旅を続けて・・・ もう十五年あまりになる。▼ |
| リン | どうして、部族を・・・?▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン |
ラス・・・ この間の話、 続きを聞かせてくれる?▼ あなたが、何故 部族を離れることになったのか・・・▼ |
|---|---|
| ラス |
・・・部族の呪い師が、 星々に凶兆を見たからだ。▼ 俺は・・・ 族長の子として、 災いを止めるため部族を出た。▼ |
| リン | 災いって・・・?▼ |
| ラス |
わからん。▼ ・・・だが、時が至れば わかると呪い師は言った。▼ すべてを焼き尽くす 暗い赤・・・▼ 俺はその災いを防ぐために この大地に生を受けたのだと。▼ |
| リン | ・・・・・・▼ |
| ラス |
・・・当時四つにも満たぬ俺は、 生きる術さえ満足に知らなかった。▼ 右も左もわからず 一人であちこちをさまよい、▼ ・・・外の民たちからは 嘲弄と侮蔑の言葉を浴びた。▼ |
| リン | ・・・・・・▼ |
| ラス |
今はもう、孤独を 感じることもないが・・・ ▼ 時折、 その頃のことを思い出す。▼ あの時ほど、自分が一人であると 感じたときはなかった・・・▼ |
| リン |
そうだったの・・・ ラスも・・・一人で生きてきたのね。▼ ・・・あなたに、初めて会った時 どこか私に、似てる気がした・・・ ▼ それは・・・きっと同じ孤独を 知る者だから・・・なのね。▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン | ・・・・・・▼ |
| ラス | リン・・・▼ |
| リン | 何?▼ |
| ラス |
・・・行かなくて いいのか?▼ 戦いはまだ・・・ 終わっていない。▼ |
| リン |
そうね・・・▼ でも、私・・・ まだ、あなたと離れたくない。▼ |
| ラス | ・・・・・・▼ |
| リン |
あなたといると・・・ 安心できるの。▼ あなたの風を・・・ 感じられるから。▼ |
| ラス | リン・・・▼ |
| リン |
ラス・・・お願い。▼ もう少しだけ、 このままでいさせて・・・▼ |
| ラス |
・・・わかった。▼ お前がそう望むなら。▼ |