パント×カナス

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カナス
(右側)
うーん
どこにいったのかなぁ。
落としたとすれば、
この辺りだと思うんだけど・・・
パント現れる
パント
(左側)
・・・・・・
カナス あ!
パント ・・・ん?
カナス すみません、その本は・・・
パント ああ、これは君のかい?
興味ある内容だったから
つい、読み入ってしまった。
すぐに届けなくて、すまないね。
カナス いえ、全然構わないんですけど・・・
それよりも、あなたも古代魔法に
興味をお持ちなんですか?
見たところ専門は
自然魔法のようですが・・・?
パント よくわかるね。
カナス いや、僕でわかるほどだから
あなたが、よほどの使い手なんでしょう。
・・・もしかして、エトルリアの
【魔道軍将】パント様ですか?
パント そうだよ。
『わ!わ!』のとき揺れる
カナス わ!わ!本物だ!?
どうしよう、奥さんに自慢できるな。
パント 失礼だが君は?
カナス あ、僕、カナスっていいます。
シャーマンになったばかりで・・・
パント 君の奥さんは
魔道士なのかい?
カナス はい。よく、パント様が
目標だって言ってます。
パント ・・・珍しい組み合わせだね。
「古代魔法」を学ぶ者は
より威力を高めるため、
同じ魔道の使い手と
結婚すると聞いていたが。
カナス ええ、本当はそうなんですけど。
僕の場合、元々は学者なんで・・・
特殊といえば、そうなんですよね。
パント 学者から、シャーマンに?
それは・・・興味深い経歴だ。
よかったら、話を聞かせて
もらえないかな。
カナス ええっと、実はですね・・・
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支援B

パント
(右側)
カナス!
カナス
(左側)
こんにちは、パント様。
パント 借りた本を返すよ。
とても、素晴らしい内容だった。
カナス お気に召してよかった。
パント 古代魔法の専門書も
かなりの数、蔵書し
目を通したつもりだったんだが
これだけ内容の濃いものが
まだ残されていたとは・・・
カナス ・・・これは、この世に一冊しか
存在しないものですから。
・・・この間、お話したとおり
我が一族は、代々
古代魔法を受け継ぐ家系なんです。
この本も・・・本当は、三人いた兄の
誰かが継ぐはずだったんですけど・・・
パント 三人ともが
亡くなられたのかい?
それで、君が・・・
カナス いいえ、生きています。
ただ・・・生きている。
それだけですけど・・・
ご存知のとおり
「古代魔法」というのは
「自然魔法」・・・俗に言う
「理」の魔法より強力なもの。
それを使いこなすには、
自分の身に「闇」を取り入れ、
それに屈服しない強さが必要です。
・・・兄たちは「闇」の強さに
取り込まれてしまいました。
生きていて・・・呼吸もしている。
目も開いている。
でも・・・少しも動きません。
一言、声を発することさえも・・・
パント ・・・・・・
カナス 僕も・・・そうならない
保証はどこにもない。
・・・・・・正直、
とても怖いことだと思います。
でも・・・僕は先を見たい。
その欲求を押さえることができない。
・・・やっかいなものですね。
パント 知識とは、そういうものだよ。
私も同じだ。
カナス ・・・あなたなら
わかってくださると思いました。
カナス1歩右へ
カナス よかったら、この本を
もらってください。
パント それはできない。
一族に伝わる、大事な品だろう?
カナス いえ、これは
僕の母が書いたものですから。
家に帰れば、また別の本を
用意してくれるでしょう。
パント ・・・まさか!
この本が、生きている人間によって
書かれたもだというのかい!?
君の母上は、いったい・・・
カナス えっと、ニイメっていう
名前で・・・
ちょっと、へんくつな人だから
世間では【山の隠者】と・・・
パント1歩左へ
パント カナス!君は
あのニイメ殿のご子息なのか!?
カナス ・・・ご存知でしたか?
パント 【山の隠者】ニイメ殿を
知らぬ魔道使いなどいるものか!
・・・そうか、君が
【山の隠者】の後継者・・・
それは・・・すごいな・・・
カナス ど、どうしたんです?
パント1歩右へ
パント し、失礼するよ。
ルイーズに・・・自慢しなくては!
パント消える
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レミントンさん
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公開日:2004/09/11, 最終更新日:2004/09/11
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